「フリーランスエンジニアはやめとけ」という意見をネットで見かけることがあります。一方で「自由に働けて高収入」というポジティブな情報も多く、どちらが本当なのか分からなくなる人も多いはずです。
私はエンジニアとして独立して約4年が経ち、現在は法人としても活動しています。その中で感じるのは、フリーランスは“楽でも地獄でもなく、設計次第で天と地が変わる働き方”だということです。
この記事では、実際に独立して感じたリアルなメリットとデメリットを整理しながら、「やめとけ」と言われる理由を解説します。
フリーランスエンジニアはやめとけと言われる理由

フリーランスが「やめとけ」と言われる最大の理由は、収入の不安定さです。
会社員であれば毎月固定の給与が支払われますが、フリーランスは案件がなければ収入がゼロになります。この構造が、精神的な不安につながりやすいポイントです。
また、税金・保険・営業・契約管理などもすべて自分で対応する必要があります。
その結果、「思っていたより大変だった」と感じる人が一定数いるのも事実です。
実際の失敗パターンやリスクについては「フリーランスエンジニアの末路」の記事で詳しく解説しています。
収入が不安定になりやすい構造

フリーランスの収入は以下で決まります。
月単価 × 稼働月数
つまり、単価が高くても稼働が途切れれば収入は減ります。
特に以下のような状況は注意が必要です。
- 案件の契約終了が重なる
- 次の案件探しが遅れる
- 体調不良で稼働できない
フリーランスの年収や手取りの仕組みについては「フリーランスエンジニアの年収」の記事で詳しく解説しています。
案件が取れないと一気に不安定になる
フリーランスにとって案件はそのまま収入源です。
特に独立初期はコネクションが少なく、案件獲得に苦戦するケースもあります。
案件が途切れると焦って条件の悪い案件を選びやすくなり、結果的にさらに疲弊する悪循環に入ることもあります。
安定して案件を獲得する方法については「案件仲介会社を利用するメリット・デメリット」の記事でもまとめています。
単価が上がらないまま停滞する人もいる

フリーランスは経験年数=単価ではありません。
同じ現場に長くいるだけでは、単価が上がらないこともあります。
例えば、
- 月50万円前後で固定化
- スキルが特定領域に偏る
- 上流工程に関われない
といった状態が続くと、収入が伸びにくくなります。
単価の上げ方や相場については「フリーランスエンジニアの単価」の記事で詳しく解説しています。
自由な働き方にはメリットもある
一方で、フリーランスには明確なメリットもあります。
- 働く場所を選べる
- 案件を選べる
- 収入を上げやすい
特にスキルと経験があるエンジニアにとっては、会社員よりも収入の上限が高い働き方でもあります。
ただし「自由=楽」ではなく、「自由=自己責任」でもあります。
フリーランスは向いている人・向いていない人が分かれる
実際に働いて感じるのは、フリーランスは向き不向きがかなり分かれる働き方だということです。
向いている人
- 自走できる
- 継続的に学習できる
- 変化に対応できる
向いていない人
- 安定を最優先したい
- 指示がないと動けない
- リスクを極端に避けたい
フリーランスで大事なのは「継続できる設計」
フリーランスは一発の成功よりも、継続できる仕組みが重要です。
- 案件を切らさない
- スキルを止めない
- 無理な働き方をしない
これらができれば、安定して働くことも十分可能です。
収入の安定性や手取りを考えるうえで重要な「経費や税金」については「フリーランスエンジニアの経費率」の記事でも詳しく解説しています。
まとめ
フリーランスエンジニアは「やめとけ」と言われることもありますが、それは一部のリスクだけを切り取った意見でもあります。
実際には、
- 収入の不安定さ
- 案件獲得の難しさ
- スキルの維持
といった課題はあるものの、対策次第で十分コントロール可能です。
重要なのは「勢いで独立すること」ではなく、「構造を理解して準備すること」です。

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